松川温泉の歴史 (八幡平市HPより引用)
松川温泉は、松川沿いにある山あいのいで湯。4軒の宿が静かに湯けむりを上げて出迎えてくれます。
発見は今から250年ほど前という歴史ある温泉。泉質は単純硫化水素泉で、寒い冬でも体の芯までポカポカ。
どの温泉も個性に富んだ露天風呂を備えているので、お風呂のはしごが楽しみです。
松川温泉は姥倉、三ツ石山への登山ベースとしても利用され、登山の疲れを癒す場に。
冬は、すぐそばの下倉スキー場で滑って、露天風呂で温まり、雪見で一杯。とびきりのシチュエーションも思いのままです。
松川温泉に関する♨マーク
国土地理院の地図には♨マークも4つありますが、それぞれの宿でも複数の源泉を持っていてよくわからないです。が、とりあえずそれらしくまとめてみました。
上流から、
1 松川地熱発電所内にある♨マーク
2 峡雲荘
3 松川荘
4 松楓荘(閉館)
となります。
1は施設見学できますのでそれにて終了ということで。以下3つのお宿の特徴を紹介します。
2 峡雲荘
住所 岩手県八幡平市松尾寄木1-41
電話 0195-78-2256
時間 8:00〜19:00
休み 不定休(HPに掲載)
料金 大人700円
泉質 単純硫化水素泉
ホームページ https://www.kyounso.jp/
露天風呂あり、アメニティあり、サウナなし、家族風呂あり、ドライヤー無料
とっても綺麗な外観です。松川温泉の3軒の宿の中でここが1番新しめ。よって、値段も高いと思います。秘湯を守る会の提灯がかかっていました。とにかく広くて綺麗なロビーでした。
新駒島の湯、新駒島の湯1、新駒島の湯2の3つの温泉分析表がありました。源泉が3つもあるんですね~。どれがどれなんでしょうか?
混浴露天風呂が1つ、女性専用露天風呂1つ、男性内湯、女性内湯の計4つあります。そのうち私が入れるのは2つですね。
最後に内湯に行きました。お客さんがいたので写真はこれくらいで。で、失敗に気づきました。
混浴露天にわざわざ行って、外で着替えて、上がる時にも外に服を着なくても良いのです!
こちらから露天に直行できる外扉が浴室にあり、直接行けるではありませんか!
一苦労不要ですので、ぜひ皆さんはこちらで着替えて、二つのお風呂を満喫してください!
3 松川荘
住所 岩手県八幡平市松尾寄木松川温泉
電話 0195-78-2255
時間 8:00〜18:00
休み なし
料金 700円
泉質 硫黄泉
露天風呂あり、アメニティーあり、サウナなし、水風呂なし、ドライヤー無料
なかなか趣のある旅館です。こちらは男性内湯、女性内湯、混浴露天風呂、女性専用露天風呂の4つみたいです。3つの温泉の中では一番透明に近いお湯でした。
源泉が2つ。松川温泉(鶺鴒の湯・松川荘新湯)
混浴露天風呂!こちらの混浴は、案外と広いので仮に異性が来たとしても隠れれるので安心かなぁと思いゆったり満喫しちゃいました。1泊で夕方、夜中、朝と3回通ったかなぁ~。
4 松楓荘(閉館)
住所 岩手県八幡平市松尾寄木1-41
電話 0195-78-2245
時間 8:00~20:00
休み 毎週水曜日
料金 600円
露天風呂あり、アメニティ一部あり、サウナなし、ドライヤー無料
な、な、何と!ニュースで閉館になったと知りました。内容は、東京商工リサーチ盛岡支店によると、松川温泉(株)は2023年11月30日付で事業を停止し、破産申請の準備に入ったとのこと。負債総額は約6000万円。
1743年8月の開湯で「松楓荘」の屋号で創業280年を迎えていました。源泉かけ流しのお湯で岩手県内外に多くのファンを抱えていましたが、新型コロナの影響で2020年3月ごろから客足が鈍り、同年4月には40日ほどの休業を余儀なくされました。資金繰りが悪化し数年前から従業員への賃金未払いが生じ従業員が退職した他、人気だった洞窟岩風呂に繋がる吊り橋の補修もできない状態となっていました。とのことです。残念。
それでは、在りし日のお姿を堪能しましょう。
2021.08来訪
ここは「洞窟露天風呂」が有名!道路に木製の看板あり。建物はなかなかの趣のあるものでした。受付はおばあちゃんかなと思って入ると、なんとお姉ちゃんがいました。まずはビックリ。
超有名な洞窟風呂は手書きです(笑)。その他に内湯が2箇所!と混浴露天風呂1か所!全部で4つ入らないといけないぞ!!!
まずは、何はともあれメインの超有名な洞窟風呂へ。洞窟風呂に行くには、このつり橋を渡っていきます。温泉が見えないので、人がいるかどうか確認できず。混浴のため気を付けましょう。
すごい!すごいぞ!!!白濁のお湯が待ってました。深さがわからないので慎重に入浴、と、あんまり長く混浴にいるのも変態ぽいので10分くらいで退散しましたが大満足!まだまだお風呂あるし~。さぁ、次に向かうぞ~。
次に向かったこちらは、一番奥の内湯。内湯といっても岩風呂のような感じで半露天って感じのお風呂でした。が、男湯は42~44℃で水を入れるな!と書いてありました。熱くて2分でこちらは退散~。
源泉名が桜の湯ですよ~と、分析表が脱衣場に貼られています。
続いてこちらは、混浴露天風呂。案外と狭いです。こちらは手前の蛇口から水が追加されていてぬるかった~。アブを2匹たおしましたが、どうしてか、ここはどんどん来襲するので5分で退散~。まぁ、自分に自信がないから混浴は逃げ出したい気持ちが強いだけですけど・・・。
いちばんゆったり、落ち着いて入れたのがこの内湯。最後にここを選ぶのが温泉の効能的にも王道でしょう。
ぬるめ40℃?普通でも41℃かな。ここは他より透明度がありました。
シャワーなしです。枠の中のお湯をくみ上げて使う仕組みです。以上、秘湯松川温泉の中でもレアな温泉に入れて大満足な場所でした。
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